ゲームアカウント売買やRMTによって逮捕された人はいるの?

RMT、ゲームアカウント売買が違法でないことについて説明する目的。 RMT

この記事を読まれている人の中には、アカウントの売買、またはRMTがしたい!でも過去に逮捕された、もしくは摘発された人はいないの?と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで実際にゲームアカウント売買やRMTに違法性はあるのか、過去に逮捕された人はいるのかを事例と共に紹介します。

ゲームアカウント売買やRMTは違法?

まずは、ゲームアカウントが違法なのかどうか、そして、どうして違法であると言われることが多いのかについて確認しましょう。

ゲームアカウント売買やRMT自体に法律は存在しない

副業としてお金を稼ぐ方法の一つとしてゲームアカウント売買があります。RMT(リアルマネートレード)も同じ意味として扱われています。

よく議論されるテーマとして、「ゲームアカウント売買やRMTは違法?合法?」というものがあります。

結論として、ゲームアカウント売買やRMTの行為自体を取り締まる法律は存在しません。

ゲームアカウント売買やRMTの是非は、プレイするゲームの利用規約で禁止されているか、容認されているかによって変わります。

不正ツールやチートをすると違法

一方で不正ツール(チート)などを使用したRMTは、組織的偽計業務妨害や威力業務妨害の罪に問われる可能性があります。過去の逮捕事例も不正ツールやチートを使用したためです。

不正ツールやチートツール自体の売買は違法なのはもちろん、チートが使用されたアカウントの売買も罪に問われる可能性があります。アカウント売買の際には十分に気をつける必要があります。

不正ゲームアカウント売買やRMTで逮捕された例

パズドラのチートツール販売で男を逮捕(2014年6月)

パズドラの不正チートツールを作成し、販売したとして神奈川県警サイバー犯罪対策課と加賀町署は30日、さいたま市緑区原山の会社経営、柴田大(だい)容疑者(39)を逮捕しました。

この事件は、オークションサイトに「最新 1500円パズドラ +297 最強 チートツール 種類最多 ios」などと掲載し、チートツールを出品していた疑いが持たれています。

アカウントそのものの売買ではなく、不正ツールの販売ということで逮捕されました。

パズドラのチートツール配布で広島県の大学生逮捕(2016年6月)

パズドラの不正ツールを作成し、無料でダウンロードできるようにしたとして広島市佐伯区三宅、私立大3年若園佳大容疑者(21)が逮捕されました。

この事件も不正ツールの作成と無料配布ということで、ゲームのアカウント自体の取引で逮捕されたわけではありません。

ガンホーはこの事件に対して、著作権違法の可能性に問われる可能性があるため、このような行為は絶対に行わないでくださいと呼びかけています。

モンスト・パズドラの不正端末を販売したとして逮捕(2016年9月)

この事件は、モンストやパズドラのチートツールが作動する改造端末を販売したとして富山県に住む男が逮捕されたものです。

不正ツールを利用できるように改造することを「脱獄」といい、Appleはこれを認めていません。ポケモンGOなどでも出回っているようですが、法律に触れる可能性があるので推奨されていません。

ドラクエ10 レアアイテム関連チートで逮捕(2016年10月)

ドラクエ10(DQX)でレアアイテムを大量に獲得できるチート行為を教えたとして、私電磁的記録不正作出・同供用ほう助の疑いで東京都調布市のシステムエンジニアの男性(27)を書類送検しました。

高校生らは、それぞれ数百回から数千回不正な入手を繰り返しゲーム内で売買していたと見られています。

この事件は、不正なチートが絡んだRMTとして書類送検に至っています。ゲーム内のバランスを法律に違反する形で妨害するのは禁止されています。

パズドラチート業者を逮捕(2016年11月)

「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)を有利に進める不正ソフト「チートツール」を製造・販売し、運営会社の業務を妨害したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的偽計業務妨害)容疑で、ソフト開発会社「インターナル」(横浜市西区)の社長石田渉容疑者(40)とその社員の2人が逮捕されています。

このようなチートツールでの逮捕例はいくつか確認されており、ゲームバランスを崩す行為とされています。

ゲームアカウントの売買やRMT自体では逮捕例はない

以上のように、アカウントの売買やRMT行為自体の逮捕例は公にされていません。これはアカウント売買やRMT自体に法律が制定されていないためです。

一方で、アカウント売買を行う際は不正ツールなどが使用されていないことを確認し、安全なシステムが整っている場所で行う必要があります。これはゲーム内のRMTでも同様のことが言えます。

また、ゲームアカウントを売る方は、不正ツールが出回っていない場所で、自己責任で行う必要があります。不正ツールが出回っていないサイトの例としては、ゲームトレードなどが挙げられます。

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ゲームアカウント売買やRMT行為について法律自体存在しませんが、チートツールなどがないクリーンな取引を心がけるようにしましょう。

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